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制度信用取引でクロス取引をするときの注意点

投稿:2016/12/12 

制度信用取引でクロス取引をするときの注意点

優待銘柄を低リスクで手に入れられるクロス取引。株価の変動によるリスクを気にしなくてもよいのが一番の特徴です。

ところで、クロス取引において切っても切れないものが信用取引ですね。信用取引には「一般信用取引」と「制度信用取引」の2種類があり、それぞれに特徴があります。このページでは、「制度信用取引をつかって、クロス取引をする場合の注意点」を詳しくご説明します。

制度信用取引でクロス取引をするときの2つの注意点

1.クロス取引をする銘柄は貸借銘柄でなければいけない

制度信用取引で取り扱える銘柄を制度信用銘柄といい、通常、「買い建て」しかできません。しかし、その中で「売り建て」のできる銘柄も半数ほど指定されており、それを「貸借銘柄」といいます。

クロス取引では売り建てができなければいけないので、制度信用取引を使ってクロス取引をする場合、取引したい銘柄が貸借銘柄であることの確認が必須です。

2.「逆日歩(ぎゃくひぶ)」が出ると、損をする場合がある

逆日歩は、かんたんにいうと「株を売る人が多くて株不足となってしまい、それを補ったために発生した手数料」です。逆日歩は売り建てをした人(売り方)が、買い建てをした人(買い方)に支払う必要があります。

クロス取引で逆日歩が出てしまった場合、取得した優待の価値よりも逆日歩が上回り、逆に損をしてしまう場合があります。制度信用取引では、この逆日歩が出る可能性があるため注意が必要なのです。

制度信用取引でクロス取引をするときのコスト・手数料

クロス取引は、現物買いと空売りを同時にする取引です。このことから、現物買いの手数料だけでなく信用取引の手数料がかかってきます。 ここでは、クロス取引にかかる手数料をまとめてみました。

クロス取引にかかるコスト項目一覧
委託保証金 信用口座を開き、取引を始めるときに必要な費用。損失を出したときの担保として、現金30万円、もしくは前営業日の終値で38万円の株式をもっていなければならない。
売買手数料 「現物買い」と「信用売り」にかかる費用。証券会社によって料金は変わってくる。
逆日歩 証券金融会社が、不足する株を解消するための費用(機関投資家などから株をレンタルする)。原則1円を上限とした料率×株数で求められる。株の調達があまりにも難しい場合は料率が10倍になることもあります。
貸株料 空売り時に、証券会社から株を借りた日数分の費用。おおむね2%以下。1.15%に設定している証券会社が多い。下の表にまとめました。
信用取引管理費 建玉を1か月以上維持(約定日ベース)すると、1か月経過ごとに1株につき10銭(税抜)がかかります。
配当金等の受払い 配当銘柄を空売りしたときに、信用買いをしている人に支払う費用(配当相当額)

証券会社ごとの貸株料の違い

各証券会社の貸株料一覧(2020年1月現在)
証券会社名 貸株料
GMOクリック証券 1.10%
ライブスター証券 1.10%
楽天証券 1.10%
SBI証券 1.15%
SMBC日興証券 1.15%
松井証券 1.15%
マネックス証券 1.15%
岩井コスモ証券 1.15%
むさし証券 1.15%
岡三オンライン証券 2.00%

貸株料の計算例
(GMOクリック証券の場合)
30万円の株を制度信用で売り建てた場合(2日間)
30万円×1.10%÷365日×2日
=約18円

貸株料だけでみると「GMOクリック証券」、「ライブスター証券」が一番お得です。しかし、クロス取引の場合、株の保有日数は長くはないので、売買手数料を中心に貸株料を併せた合計額を見て、取引をおこなう証券会社を決めるとよいでしょう。

クロス取引におすすめのSMBC日興証券

制度信用取引でクロス取引をするときの注意点や、費用についておわかりいただけたでしょうか。逆日歩によっての損失リスクがある以上、よほど取引がしたい銘柄でない限りは「一般信用取引を使ったクロス取引」がおすすめです。

そんな中、SMBC日興証券は一般信用取引での「新規売りができる取扱銘柄数の多さ」が魅力の証券会社です。ネット証券の中では取り扱い銘柄数がトップクラスの多さで、その数はなんと2,000銘柄を超えています。取り扱い銘柄が多ければお気に入りの銘柄も見つけやすくなるので、一般信用取引でクロス取引をする人はSMBC日興証券を一度検討してみてくださいね♪