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クロス取引する人に朗報!SMBC日興証券が一般信用売りサービスを開始します!

投稿:2019/02/22 

SMBC証券が一般信用売りサービスを開始します!

SMBC日興証券が、一般信用売りサービス(3年)の取り扱いを開始します。今までSMBC日興証券の一般信用取引は、「買建のみ」利用ができましたが、2019年3月18日(月)より「返済期限3年の売建」が利用できるようになり、クロス取引(優待のタダ取り)のできる証券会社としてSMBC日興証券が新たに名を連ねます。

一般信用売りサービス自体の展開としては、ネット証券でいうと、一昔前はauカブコム証券SBI証券松井証券といったところが主力でしたが、2016年に楽天証券、2018年にGMOクリック証券と、サービスを取り扱う証券会社は着実に増えてきています。

今回は「大手総合証券」であるSMBC日興証券が開始するということで、取扱銘柄や株式在庫の豊富さに期待ができます。クロス取引をおこなっている人にはかなりインパクトのある出来事といえるでしょう。

SMBC日興証券の一般信用売りサービスの特徴

さて細かい部分に目を向けていきましょう。まず、SMBC日興証券は信用取引に大きな特徴があります。それは、約定代金や建玉残高にかかわらず、手数料が無料だということです。これは他のネット証券会社をみてもオンリーワンの料金体系です(2019年2月現在)。

そして、この料金体系は今回の一般信用売りサービスにも適用されます。つまりクロス取引などで「信用取引分の手数料が無料」で使えるということです。これは大きな節約効果となりますね。

また貸株料についても1.4%と、業界内でも安い部類です(詳しくは下記の表を参考してください)!総合的に信用取引にかかるコストパフォーマンスは群を抜いています。

信用取引手数料(税込)(2021年4月現在)
約定代金 SMBC日興 auカブコム GMO SBI 松井
10万円まで 0円 0円 97円 99円 0円
20万円まで 0円 0円 143円 148円 0円
50万円まで 0円 0円 187円 198円 0円
100万円まで 0円 0円 264円 385円 1,100円
200万円まで 0円 0円 264円 385円 2,200円
300万円まで 0円 0円 264円 385円 3,300円

※手数料は税込です。
※松井証券は、1日の約定料金合計で計算するボックスレートが適用されます。

貸株料:無期限・長期(2021年4月現在)
GMOクリック証券 0.80%
SBI証券 1.10%
SMBC日興証券(3年) 1.40%
松井証券 2.00%
auカブコム証券(長期:10年) 2.25%

注意点としては、一般信用売りサービスはネットメインであるダイレクトコースのみの提供である点です。対面取引メインである総合コースでは取り扱いはありません。

また、その他の留意点として現物取引の手数料が挙げられます。SMBC日興証券の手数料は他の証券会社に比べて若干割高です。クロス取引をおこなう場合、信用取引の手数料の安さの魅力が少し失われますが、それでもクロス取引のトータルコストは、他の証券会社と比べて安く済むことが想定されます。優待投資家としては、ぜひとも口座開設をしておきたいところですね!

SMBC日興証券の信用取引については、お伝えしたとおり手数料体系が以前からかなり魅力的でした。「SMBC日興証券に一般信用売りがあればな~」と常々思っていたので、今回の発表はわたしだけでなく、優待投資家の人はかなりの朗報ではないでしょうか。

とはいっても、一般信用取引の銘柄はあくまでその証券会社によって決まります。SMBC日興証券の口座を開いておくのはもちろんですが、その他の証券会社の口座も開いておくと選択肢が広がり、よりベターといえるでしょう。

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