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ネット証券の口座を複数作るメリット

複数の口座を使うことで得られる5つのメリット

わたしを含め、証券口座を複数開いている投資家の人は多くいらっしゃいます。もちろん無意味ではなく、大きなメリットがあるからこそ、いくつもの口座を開くのです。

具体的には下のような5つのメリットがあるので、詳しくみていきましょう。

  1. 家族で投資すると、優待が2倍以上もらえる
  2. 証券会社独自のサービスが受けられる
  3. 口座数が増える分、IPOの当選確率が上がる
  4. 一番お得な手数料の証券会社で投資ができる
  5. システム上のエラーなど、不測の事態に対応できる

複数口座を作るデメリットはあるの?

複数口座を作るデメリットは特に見当たりませんが、 あえて挙げるとすると口座を作るのがちょっと面倒なくらいです。口座開設は1度おこなってしまえば後は手間がかからないので、メリットに共感できればどんどん作ってしまってよいでしょう。

メリット1:家族で投資すると、優待が2倍以上もらえる

1つ目のメリットは、家族で複数口座を持って投資すると、優待が2倍以上もらえるという点です。

たとえば「100株で株主優待がもらえる企業」があったとして、1人で500株を持っていたとします。この場合、株数は多く持っていますが、株の名義は「本人のみ」なので株主優待の権利は1人分しかもらえません。

一方、家族5人で証券口座を開き、それぞれの証券口座で100株ずつを持ったとします。この場合、株の名義は「家族それぞれ」のものになり、株主優待の権利は5人分手に入ります。

このように、「1人で500株買った場合」と「5人で100株ずつ買った場合」では、支払う金額は同じですが、もらえる優待の数が違ってきます。家族で投資すると「家族分の権利がもらえる」ので、効率よく株主優待が取得できるのです。

ちなみに、親権者の同意・届出などが必要となるものの、未成年者でも口座を作ることはできます。ただし、法令諸規則などで仮名・借名取引は禁止されているので、投資は必ず本人がおこなってくださいね♪

メリット2:証券会社独自のサービスが受けられる

2つ目のメリットは、証券会社独自のサービスが受けられるという点です。

証券会社は、その会社独自の「ツール・機能・情報」などをバリエーション豊かに提供しています。これらの多くは、その証券会社の口座を持っているだけで使うことができます。

たとえば楽天証券では、一定の条件を満たすだけで、楽天証券版の日経テレコンを見ることができます。これを使うと、日経新聞・日経産業新聞などを無料で閲覧することができてしまいます。日経新聞の電子版は月々4,200円ほどかかりますから、年額でいうと5万円ほど浮くのはかなり魅力的です!

そのほか、独自のサービスに力を入れているのがマネックス証券です。マネックス証券の提供する銘柄スカウターは、クリック数回だけで業績分析ができてしまうという驚きのツールです!2019年には「10年スクリーニング機能」を搭載し、過去10年の平均増収率や平均増益率なども確認できるようになり、さらに便利さが増しました。

そのほかも盛りだくさん!

すべての証券会社を紹介しようとすると、このスペースではとても書ききれない量になってしまうので、あえて2つの証券会社に絞ってご紹介しました!

各証券会社で優れたツールや機能はたくさんあるので、ぜひ詳細ページを確認して、自分にピッタリの証券会社を選んでくださいね♪

メリット3:口座数が増える分、IPOの当選確率が上がる

3つ目のメリットは、IPOの当選確率が上がるという点です。

IPO(新規株式公開)とは、「上場していない会社が株式市場に上場し、一般投資家にも株を買ってもらうこと」をいいます。上場していない会社の場合、株式市場での株の売買ができませんが、上場することにより、私たち投資家も株の売買ができるようになります。

この上場の際には、抽選で一般の投資家にも株を購入できるチャンスがあります。このチャンスをものにしようとするのがIPO株投資です。IPOに当選すれば、高確率でリターンが期待できる(IPO当選記録:累積+3397.1万円)ので、初心者にもおすすめの投資法といえます。

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