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信用取引の手数料・金利を証券会社ごとに比較

投稿:2020/03/19 

信用取引のメリット・注意点について確認したら、次は「信用取引の手数料表」や「おすすめの証券会社」についてみていきましょう。

(1)1注文ごとの信用取引手数料比較

まずは「1注文ごとの信用取引手数料」の比較表です。1日の取引回数が少ない人に向いている手数料体系です。

1注文ごとの信用取引手数料比較 〔税込価格〕
(2022年2月現在)
証券会社名
(公式サイトへ)
株式売買手数料
~10万円 ~20万円 ~50万円 ~100万円 ~200万円 ~300万円
SBI証券 0円 0円 0円 0円 0円 0円
楽天証券 0円 0円 0円 0円 0円 0円
SMBC日興証券 0円 0円 0円 0円 0円 0円
SBIネオトレード証券 0円 0円 0円 0円 0円 0円
松井証券 0円 0円 0円 1100円 2200円 3300円
DMM.com証券(DMM株) 88円 88円 88円 88円 88円 88円
GMOクリック証券 97円 143円 187円 264円 264円 264円
auカブコム証券 99円 148円 198円 385円 385円 385円
マネックス証券 99円 148円 198円 385円 385円 385円
岡三オンライン 108円 165円 330円 550円 1100円 1100円

※手数料は税込です。
※SBI証券の手数料は「ゼロ革命対象者」の場合です。
※楽天証券の手数料は「ゼロコース」を選んだ場合です。
※松井証券は、1日の約定料金合計で計算するボックスレートが適用されます。

(2)1日定額の信用取引手数料比較

次に「1日定額プランの信用取引手数料」の比較表です。これは1日の合計約定代金によって手数料が変わるプランとなり、1日に何回も取引をするような人に向いている手数料体系です。

1日定額プランの信用取引手数料比較 〔税込価格〕
(2022年2月現在)
証券会社名
(公式サイトへ)
株式売買手数料
~10万円 ~20万円 ~50万円 ~100万円 ~200万円 ~300万円
SBI証券 0円 0円 0円 0円 0円 0円
楽天証券 0円 0円 0円 0円 0円 0円
SMBC日興証券 0円 0円 0円 0円 0円 0円
岡三オンライン 0円 0円 0円 0円 0円 0円
SBIネオトレード証券 0円 0円 0円 0円 0円 0円
松井証券 0円 0円 0円 1100円 2200円 3300円
GMOクリック証券 0円 0円 0円 0円 880円 1320円
auカブコム証券 0円 0円 0円 0円 2200円 3300円
マネックス証券 550円 550円 550円 550円 2750円 2750円

※手数料は税込です。
※DMM株に定額プランはありません。
※松井証券は、1日の約定料金合計で計算するボックスレートが適用されます。

(3)一般信用取引の種類

次に「一般信用取引の種類」についての比較表です。「制度信用取引」は証券会社ごとに金利は違いますが、そのほかの条件は同じなので省いてあります。

一般信用取引でクロス取引をしたい人は「新規建」の「売建」ができる証券会社を選びましょう。また、売建のできるおおよその「銘柄数」も大事になってきます。

一般信用取引の種類比較
2022年2月現在)
証券会社名
(公式サイトへ)
新規建 売建
銘柄数
返済期限
買建 売建 長期 短期 1日
楽天証券 約3,700 無期限 14営業日 当日
auカブコム証券 約2,600 10年 当日
SMBC日興証券 約1,800 3年
SBI証券 約2,000 無期限 15営業日 当日
マネックス証券 約2,000 無期限 15営業日 当日
松井証券 約900 無期限 14営業日 当日
GMOクリック証券 約200 無期限 15営業日
SBIネオトレード証券 無期限
DMM.com証券(DMM株) 無期限 当日
岡三オンライン 無期限

(4)金利・貸株料の比較

最後に「金利・貸株料」についての比較表です。長期間にわたって建玉を保有する場合は、この金利が重要になってきます。

自分が使いそうな「信用取引の種類(制度 or 一般)」と、「信用取引の期間」に着目して選んでいきましょう。

信用取引の金利・貸株料比較
(2023年10月現在)
証券会社名
(公式サイトへ)
信用金利 貸株料
制度信用 一般信用 制度信用 一般信用
長期 短期
SMBC日興証券 2.50% 3.00% 1.15% 1.40%
SBIネオトレード証券 2.30% 2.75% 1.10%
松井証券 3.10% 4.10% 1.15% 2.00%
DMM.com証券(DMM株) 2.70% 2.70% 1.10%
GMOクリック証券 2.75% 2.00% 1.10% 0.80% 3.85%
SBI証券 2.80% 2.80% 1.10% 1.10% 3.90%
楽天証券 2.80% 2.80% 1.10% 1.10% 3.90%
auカブコム証券 2.98% 2.79% 1.15% 1.50%
マネックス証券 2.80% 3.47% 1.15% 1.10% 3.90%
岡三オンライン 2.60% 2.80% 2.00%

信用取引に向くおすすめの証券会社は?

信用取引に向いている証券会社ですが、その状況によって変わってきます。

優待クロス取引をする人におすすめの証券会社

優待クロス取引は制度信用取引でおこなえば、どの証券会社もそれほど変わりません。しかし、制度信用取引は逆日歩という思わぬコストがかかってしまう場合があります。

当サイトでは、この逆日歩のかからない「一般信用取引でのクロス取引」を推奨しているので、一般信用取引サービスを提供している証券会社が大前提となります。

その上で「手数料」、「売り建てできる銘柄の数・在庫数」、「貸株料」を含めて考えて、おすすめの証券会社をご紹介します。

  1. SMBC日興証券
  2. 松井証券
  3. SBI証券
  4. auカブコム証券

SMBC日興証券は、信用取引手数料が完全無料の上、売り建てできる銘柄数も多いので、優待クロス取引をする人は開設しておきたい証券会社です。

SBI証券も売り建てできる銘柄数・在庫数が多いのでおすすめ。松井証券は1日の約定代金合計が50万以下であれば手数料が無料です。

auカブコム証券は手数料も無料で、売り建てできる銘柄数・在庫数も多いのですが、貸株料が高い点に注意です。長期で売建玉を保有していると、その分優待クロスの旨味が減ってしまいます。短期での取引をこころがけましょう。

建玉を長期間に渡って保有する人におすすめの証券会社

建玉を長期間に渡って保有する人は、金利や貸株料に注目しましょう。手数料が安くても金利が高ければ、総額のコストが高くつくかもしれません。

建玉を長期間に渡って保有する人におすすめの証券会社はこちら。

  1. SBI証券
  2. 楽天証券
  3. GMOクリック証券

SBI証券楽天証券は、ほとんど同じ条件となり、買いも売りもどちらでも活躍します。売り建てできる銘柄が多いので、優待クロス取引をする人にとってもおすすめ。手数料に関しては、1日定額プランで比べるとSBI証券に分があります。

GMOクリック証券は、手数料・金利ともに安いですが、売り建てできる銘柄がまだ少ない点が懸念点です。しかし条件があえば、最も有利に取引ができる証券会社でもあります。

デイトレードをする人におすすめの証券会社

まずはデイトレードをする人に向いているのは「1日信用取引」を提供している証券会社です。1日信用取引は「取引をしたその日中に決済する」というのを前提にして、取引手数料が無料の場合が多いです。

1日信用取引を提供しているのは下記のような証券会社です。

  1. 松井証券
  2. SBI証券
  3. 楽天証券

上記の証券会社であれば、条件はほぼ同じなので、あとはツールの使いやすさなどで選ぶといいでしょう。

信用取引での運用がうまくいけば、当然ですが投資金額に見合った利益がでます。その反面、うまくいかなければ損失もその分膨らんでしまいます。運用によっては、「自分の許容範囲以上に損失が出る場合もある」ということを理解しておかなければいけません。

しかしながら、自分の余力以上に投資ができるというのは武器でもあります。うまく使いこなせば、より効率のいい資産運用ができるでしょう。

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