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SBIネオトレード証券の「ライト信用」とは?通常の信用取引との違いや注意点を解説
SBIネオトレード証券では、2026年8月から「ライト信用」という新しい信用取引サービスを開始しました。
ライト信用は、信用取引に興味はあるものの「リスクが高そう…」、「仕組みがむずかしそう」といった理由から、これまで取引に踏み切れなかった投資家が利用しやすいように設計されたサービスです。
この記事では「ライト信用」と「通常の信用取引」との違いや、どのような場面で活用できるのかを詳しく解説していきます。
SBIネオトレード証券の「ライト信用」とは

ライト信用は「信用取引をもっとかんたんに、もっと身近に」という思いをもとに作られた、SBIネオトレード証券が提供する信用取引のエントリーモデルサービスです。
通常の信用取引では、証券会社に預けた委託保証金を担保として「約3.3倍」の金額の株式を売買できます。一方、ライト信用では委託保証金を担保にする点は同じですが「実質1倍」しか株式を売買できないところが通常とはちがう点です。
レバレッジの効かない「1倍」であれば現物取引でいいし、委託保証金までいるのであれば使う理由がどこにあるのか…?となる人もいるかと思います。しかし、実はここがキモです!
ひっきー
ライト信用を使う理由は、現物取引ではできない取引ができる点です。具体的には「空売り(信用売り)」や「同一銘柄の同日売買」などが利用できつつ「レバレッジによる損失リスクを抑えられる」点がこのサービスを使うメリットです。
なぜSBIネオトレード証券は「ライト信用」をはじめた?

SBIネオトレード証券が同サービスを提供する背景には「信用取引にはリスクだけでなく、リスクを抑えながら活用する方法もある」ことを知ってもらいたいという考えがあります。
まず前提ですが、信用取引は委託保証金を担保として、その金額を上回る株式を売買できる仕組みです。大きな金額を取引できる一方で、相場が予想と反対に動いた場合には損失が大きくなる可能性があります。
余力以上の金額で取引できることは大きなメリットですが、裏には上記のようなリスクがあるため「信用取引は怖い…」というイメージを持つ人が大半です。しかし、これ以外にも信用取引には現物取引にはないメリットがあります。たとえば下記のような点です
ひっきー
現物取引にはない信用取引のメリット
- 信用売りで下落相場でも利益を狙える
- 同一銘柄を同日に売買できる(現物取引では制限される)
上記のような信用取引のメリットを残しつつ、レバレッジによって被るリスクを抑えるために、預け入れた資産内で信用取引ができる「ライト信用」が誕生したというわけです。
信用取引をより身近なものにすることで、これまで現物取引を中心としていた投資家にも、新たな投資手段を提供することが狙いです。
ライト信用と通常の信用取引との違い
ライト信用と通常の信用取引には、主に以下のような違いがあります。
| 項目 | 一般的な信用取引 | ライト信用 |
|---|---|---|
| 位置づけ | 本格的 | エントリーモデル |
| 利用条件 | 一定の投資経験が必要 | 投資経験は不要(※) |
| 委託保証金 | 原則、取引額の30%以上(最低30万円) | 取引額の100%(最低30万円) |
| レバレッジ | 約3.3倍まで可 | 実質1倍 |
| 建玉上限 | 各証券会社が設定する制限内 | 合計500万円まで |
| 売り取引 | 可能 | 可能 |
| 同一銘柄の同日売買 | 可能 | 可能 |
※投資経験は不要ですが、信用取引の仕組み・リスクを理解し、自己判断できる最低限の知識は必要です。
ライト信用の大きな特徴は、委託保証金として「取引額の100%が必要になる」という点です。
ひっきー
つまり、50万円の取引がしたいのであれば、50万円が必要ということです。資金面に関しては現物取引に近いと考えればよいでしょう。ただし「最低30万円以上」が必要になることには注意してください。
この条件さえクリアできれば「信用売り」や「同一銘柄を同日に売買する」といった信用取引のメリットを受けながら取引することができます。
現物株式を担保にして取引できる!
もし現物株式を持っていれば、それを担保にして取引をすることもできます。具体的には評価額の80%分を担保にできるため、評価額50万円の現物株式を持っていれば40万円の信用取引ができます。
ライト信用はどんな投資家に向いている?
それでは、ライト信用がどのような投資家に向いているかを解説していきます。
向いている人1:信用取引に興味はあるものの、はじめるのをためらっていた人
ライト信用は、原則として預け入れた資産の範囲内で取引する仕組みになっているため、通常の信用取引のようにレバレッジを効かせて取引額を大きくすることはできません。
そのため「信用取引を使ってみたいけれど、いきなり大きな金額を取引するのは不安」という投資家にとって、ライト信用はうってつけのサービス内容になっています。
通常の信用取引で発生しがちな「レバレッジによる大きな損失」を抑えやすいのが特徴です。
ひっきー
向いている人2:現物取引以外の取引手法を使いたい人
ライト信用は「買い」だけでなく「信用売り」をしたい投資家にもおすすめです。
現物取引では、基本的に株価上昇によって利益を狙います。反対に、株価が下落すると利益が減少し、下落幅が大きくなると損失が出てしまいます。
一方の信用取引では、株価の下落局面で「信用売り」を利用することで、株価が下がった場合でも利益を狙うことができます。
ひっきー
また、同一銘柄を同日に売買することもできるため、取引の選択肢を増やしたい人にも向いています。
初心者が信用取引を始める際の注意点
これまでの説明のとおり、ライト信用は信用取引の経験が少ない人でも利用しやすいように設計されています。ただし「ライト」という名前からリスクがないと考えるのは避けましょう!
ライト信用といえども信用取引である以上、株価の変動によって損失が発生する可能性があります。
とくに売建では、株価が上昇すると損失が拡大します。株価には上限がないため、場合によっては「委託保証金を超える損失」が発生する可能性があります。
ひっきー
「実質1倍だから、損失も委託保証金の範囲内に収まるとは限らない」点には注意しましょう。
また、信用取引では現物取引とはちがい「金利」や「貸株料」などのコストもかかります。取引をはじめる前に、各種手数料や金利条件を確認しておきましょう!
手をつけやすいライト信用だからこそ、わかりにくい用語や仕組みをしっかり理解していく姿勢が大切です。
ひっきー
SBIネオトレード証券は信用取引に強い?3つの特徴
SBIネオトレード証券は、今回ご紹介したライト信用だけでなく、通常の信用取引環境の整備にも力を入れている証券会社です。その主な特徴として以下の3点が挙げられます。
- 低コストで信用取引ができる(手数料無料)
- 信用取引の売買手数料が無料に設定されています。
- 取引の多い投資家への還元
- 取引量や運用規模に応じた金利優遇プログラムなどが用意されています。
- 発注を重視した取引ツール
- 発注のしやすさを重視した取引ツールを提供しています。
このように、SBIネオトレード証券は「ライト信用」で信用取引を始めたい投資家だけでなく、ステップアップして本格的に信用取引を活用したい投資家にも対応できる環境を整えています。
SBIネオトレード証券の「ライト信用」は、レバレッジを効かせずに信用取引を利用できるエントリーモデルです。
委託保証金は取引額の100%必要ですが「信用売り」や「同一銘柄の同日売買」など、現物取引にはない信用取引のメリットを利用できます。
一方で、信用取引である以上、損失が発生する可能性や金利・貸株料などのコストがあります。リスクや仕組みを理解したうえで利用することが大切です。
「信用取引には興味があるけれど、レバレッジを効かせた取引は不安」という人は、ライト信用を利用してみてはいかがでしょうか?
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信用取引に怖さがあったり、自分には縁がないものと感じている人は、とくに目を通してみるといいですよ♪