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権利確定日を待つ

株主優待や配当には、権利確定日という日が存在します。権利確定日とは、「その日に株主として株主名簿に記載されることにより、株主優待や配当などの権利が確定される日」で、その多くは決算期末・月末が該当します。これを見て、「権利確定日の当日だけ株を持って、すぐ売ってしまえば優待がもらえるのでは…」と考えた人は要注意です!

権利付き最終日に株を持っていることが大事!

注意!2019年7月16日(火)からは株の取引ルールが変わり、株の決済が現状の3営業日後から2営業日後に変更されます。下記の説明は2019年7月16日(火)以降の受渡日などを表しています。

じつは、株主として株主名簿に記載されるためには、権利確定日当日ではなく、権利確定日の2営業日前までに株を買って持っておかなければいけないのです。

この権利確定日の2営業日前を「権利付き最終日」、権利付き最終日の翌営業日を「権利落ち日」と呼びます。権利付き最終日に株を持っていることで、権利確定日に株主として株主名簿に記載される=優待や配当などの権利を得ることができるのです。

権利確定日などの日程を表した図表

つまり、株主優待や配当は「権利付き最終日に株を持っているか、持っていないか」という点が非常に重要となってくるのです。極端な話、権利付き最終日の1日さえ株を持っていれば、株主優待や配当の権利を受けられるということです。

ややこしいので、さらに詳しくお話ししますね。

権利付き最終日・権利確定日の具体例

たとえば31日が権利確定日であるとします。このときの権利付き最終日は、2営業日前の29日です(土日の非営業日を挟みません)。つまり、権利を得るためには29日までに株を購入し、持っておかなければいけません。

この権利付き最終日をひとたび過ぎてしまえば、株を売ってしまっても権利は得られることになります。つまり権利落ち日以降に株を売ればよいということです。別のページに権利確定日カレンダーを作ってみましたので参考にしてください。

  • 31日(権利確定日
  • 30日(権利落ち日)※株を売ってもよい
  • 29日(権利付き最終日)※株を持っていないといけない!

注意すべき点はもう1つあります。それは株の継続保有期間です。優待銘柄には優待を取得するために、権利確定日の「半年前」や「1年前」から株式の継続保有期間を定めるものがあります。

例えば、継続保有期間が半年と決まっていて、今までその株を持っていなかった場合、権利付き最終日の1日だけ株を買っても継続保有期間が足りないため、優待は受け取れません。優待を狙っている人にはありがちなミスですので、継続保有期間が定められているかどうかの確認は忘れないようにしましょう。

権利確定日付近の株価上昇を狙うのも一つの手!

また、優待を実施する企業では、権利確定日が近づくにつれて株価も一緒に上がっていく傾向が見られます。なぜこのような動きになるのかというと、優待を欲しい人が権利確定日近くになると株を買い始めるためです。

ですので、権利確定日の直前ギリギリで買うよりも、ある程度の余裕を持って買っておくと、優待の影響で株価が上がってしまう前に買える可能性が高くなります。目安としてはだいたい2か月前くらいでしょうか?ただし、業種や企業などによって株価の動きは違ってきますので、目安として考えてくださいね。

100円均一の小売店「キャンドゥ」の値動きがわかりやすかったので、チャートの例をみてみましょう。

権利確定日前後のキャンドゥの値動き

これは2018年権利確定日(5月末)付近のチャートです。チャートを見てわかるとおり、5月末にむかって株価が上昇し、権利付き最終日付近で株価が高値になっていることがわかります。

権利確定日の2か月前(3月)を確認すると、まだ株価はあまり上昇していませんね。こういうときに株を買うことができれば、株価の上昇による利益も手に入れることができます。優待に魅力がなかったり、優待の影響が出にくい銘柄ではあまり関係ないかもしれませんが、例年の値動きを確認してチャレンジするのも優待投資のおもしろいところです♪

次は、株主優待・配当が届く(配当の受け取り方)についてみていきます。配当金の受取方法は3種類ありますので、一番受け取りやすい方法を見つけてくださいね♪