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他社に株式移管をした場合、株主優待はもらえますか?

ある証券会社への株式移管をしようと考えています。でもふとした疑問が…。株主優待の権利ってどうなりますか?

まずおさらいです。株式移管とは、現在使っている証券会社から、ほかの証券会社へ保有株を移動させることを指します。それでは株式移管をした場合、株主優待はどうなるのでしょうか?

株式移管をしても株主優待はもらえる

株主優待は株主番号を基準に、株主名簿に名前が載ることでもらえるようになります。株式移管をしても株主番号が変わるわけではないので、優待は受けとれます。

ただし、住所と名前が「それぞれの証券会社で揃っているか」は確認をしておきましょう。名前や住所は、証券保管振替機構(ほふり)で管理をしているのですが、移管前と移管後で住所や名前が違うと「ほふりの判断」で、別の株主番号となってしまうこともあるためです。

証券会社や信託銀行にも確認をしたところ、基本的には大丈夫とのことですが、万が一のケースも考えられます。株式移管をする前は「旧姓のままになっていないか?」、「(引っ越した場合)新しい住所に変更してあるか?」などを確認するようにしましょう。

長期継続優遇の株主優待はどうなるか?

近年増えてきている、長期継続保有株主を優遇する優待(長期優待)は、少し注意がいります。

さきほどの通り、株の保有状況は株主番号で管理されています。たとえ株式移管をしたとしても、その株主番号によって同一人物であると判断されれば継続保有しているとみなされ、長期優待を受け取ることができます。

気をつけたいのは「株をすべて売却している場合」や「貸株サービスを利用している場合」です。この状況のまま「基準日」や「権利確定日」を迎えてしまうと、自分名義で株を保有していないので、株主番号が変わってしまいます。また、「臨時株主総会」があった場合も、株主番号が変わる可能性があります。

【補足】

貸株サービスでは、株式の名義は投資家 → 証券会社に移ります。つまりこのまま権利確定日を迎えると、名義が証券会社となるため、投資家は優待の権利がもらえません。

権利確定日はまだしも、基準日などを把握するのはとても大変です。そこで、長期継続の株主優待については、優待取得に必要な枚数分を「売却や貸株をせずに残しておく」ことをおすすめします。

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この記事を書いた人

スミレ(投資ブロガー)

株式投資歴6年の主婦投資家です。これまでの経験を活かして、株式投資の悩みや疑問を分かりやすく解説します!

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