株主優待を取得するときの注意点を教えてください!
初めて株を買って株主優待をとってみたいと思います!どういった点に注意すればいいか、お手数ですが教えて下さい!
初めて株を買うときは緊張しますよね…!わかりました。それでは、株主優待を取得するときに注意すべきポイントを4つ紹介していきますね♪
注意ポイント1:権利確定日を間違えない
株主優待は、企業の「権利付き最終日」までに株を買って「権利落ち日」まで保有することで取得できるのですが、ここで注意したいのは権利確定日が企業によって変わることです。
ほとんどの企業は権利確定日が月末になっていますが、中には「15日」や「20日」となっている企業もあります。
注意ポイント2:取得株数を間違えない
株主優待をもらうために必要な株の取得枚数は企業ごとに異なります。
すべての企業が100株保有から優待がもらえるわけではなく、中には「200株」であったり「1,000株」であったりと、複数単元が必要な企業もあります。
そのほかにも、保有枚数によって優待内容がグレードアップする企業もあるので、優待内容だけでなく取得枚数までチェックしておきましょう!
スミレ
注意ポイント3:継続保有がいるかどうか確認する
株主優待の取得に「継続保有」がいるかどうかも確認するようにしましょう。多くの優待は、権利付き最終日から権利落ち日の間だけ株主でいれば、取得することができます。
しかし、中には1年や2年などの長期で継続保有してくれた株主にのみ優待を贈る企業もあります。継続保有の判定は下記のように企業によって異なります。
継続保有の確認パターン例
- 権利付き最終日に1株でも持っていればいい
- 権利付き最終日に最低100株以上を持っていればいい
- 権利付き最終日+基準日に最低100株以上を持っていればいい
スミレ
上記のように継続保有の確認パターンは会社によって異なるため、確実に優待をもらいたいのであれば、途中で売買はせずに、優待取得に必要な枚数を保有し続けておくことをおすすめします!
注意ポイント4:使用ルールを確認しておく
株主優待の使用ルールも、事前に確認しておきましょう。
たとえば、ヤマダホールディングスは、500円相当の買物割引券がもらえますが「1,000円ごとに1枚までの使用」というルールがあります。
そのほかにも、ラウンドワンは、500円割引券がもらえますが「1人1日1枚までの使用」が条件となっています。
このように企業ごとにルールが設けられている場合があるので、優待の金額だけでなく、自分にとって使い勝手がいいかどうかを確認しておきましょう。
スミレ
まとめ
ここまで、株主優待のルールを紹介してきました。
株主優待は「権利確定日・取得枚数・保有期間」などを間違えてしまうと、優待が取得できないので、とくに注意しましょう!
また、優待の使用ルールを事前に確認しておくと「思ったよりお得じゃなかった」、「案外使い道がなかった」というような事態を防げます!
こちらのお悩み相談記事も人気です
自由検索
ほかのお悩みを検索できます!
お悩み相談室 室長のプロフィール
スミレ(投資ブロガー)
20代の主婦投資家です。株式投資歴は8年を超えました!「株式投資の育て方」という投資ブログで、株式投資の考え方や注意点などを、初心者の人にもわかりやすく解説しています。
スミレ
権利確定日を間違えてしまうと、優待を取得しそびれてしまいますので、狙っている優待がある場合には優待月 + 日付(権利確定日)まで確認するようにしましょう!