ふるさと納税のしくみ・流れ
さて、ふるさと納税すると「どんな返礼品がもらえるか」を知ったところで、続いてはふるさと納税の流れ・しくみについても解説していきましょう!
ふるさと納税の流れ
ふるさと納税の流れですが、おおむね下記のような流れで進みます。
ふるさと納税の流れ
- ふるさと納税サイトを通じて好きな自治体に寄付をする
- 自治体から返礼品が届く
- ワンストップ特例の申請、もしくは確定申告をおこなう
- 税金から寄付金額 - 2,000円が控除される
ふるさと納税は「納税」という単語があるせいでむずかしく感じてしまいますが、図でみると意外とかんたんな気がしませんか?ひとつずつ詳しい流れをみていきましょう♪
ひっきー
流れ1:ふるさと納税サイトを通じて好きな自治体に寄付をする
ふるさと納税をおこなうサイトを選んで寄付をします。たとえば下記のようなサイトがあります。
この中でもおすすめはふるなびです。理由は「ふるなびコイン」というポイント還元制度があるためです。
ふるなびを通じてふるさと納税をすると、その寄付金額の1%がふるなびコインとして貯まっていきます。
ふるなびコインは、1コイン=1円相当として「Amazonギフト券」、「楽天ポイント」、「PayPay残高」などと交換することができます。
流れ2:自治体から返礼品が届く
選んだ返礼品が自治体から届きます。送られてくる時期は返礼品によってまちまちです。
果物であれば、翌年のシーズンになることもありますし、季節に関係ないものであれば、寄付をしてすぐ届くこともあります。
ひっきー
返礼品の説明ページに「この時期に送ります」と表記されていることも多いので、寄付をする前にしっかり確認しておきましょう!
流れ3:確定申告、もしくはワンストップ特例の申請をおこなう
ふるさと納税は、寄付をしたら自動的に税金から控除されるというわけではなく、控除を受けるには申請が必要です。
申請方法には2通りあり、1つが「確定申告をする」、もう1つが「ワンストップ特例制度を利用する」という方法です。
ワンストップ特例制度は、わざわざ確定申告をしなくても、寄付をする自治体に「ワンストップ特例申請書+身分証明書」を送れば控除を受けられる便利なしくみです。
ワンストップ特例の申請書をどのようにゲットするかですが、多くのふるさと納税サイトでは、寄付をする際に「ワンストップ特例申請書を(自宅に)送付する」などの選択肢があるので、寄付のついでに依頼をしておくとスムーズです!
ひっきー
もし、依頼し忘れても公式(総務省)のPDFがダウンロードできますので、こちらを活用してください。
ひっきー
ただし、下記の人はそもそもワンストップ特例は使えませんので注意しましょう。
- 確定申告をする人
- 寄付先が6自治体以上の人(5自治体までならワンストップ特例が適用できます)
流れ4:税金から寄付金額 - 2,000円が控除される
申請が正しく受理されると、税金から寄付金額が控除されます。ただし寄付のうち2,000円だけは負担することになります。
具体的には、ワンストップ特例制度を利用すると「寄付金額 - 2,000円」の分が、翌年の住民税から控除されることになります。
申請方法で控除される税金が変わる
まめ知識ですが、寄付の申請方法によって控除される税が変わります。
ワンストップ特例制度を利用すると「翌年の住民税の控除のみ」となりますが、確定申告をすると「寄付した年の所得税からの還付・翌年の住民税の控除」になります。
ただし、どちらの場合でも控除の総額は同じなので安心してください♪
ひっきー
ふるさと納税のおおまかな流れは以上になります。ひとつずつ進めていけば、だれでもかんたんにふるさと納税を利用することができますよ♪
ふるさと納税の流れは「寄付 → 申請 → 控除」という形になります。また返礼品は、品物によって送られてくる時期がまちまちなことを覚えておきましょう。
全体を通しての違いは「どのふるさと納税サイトで寄付をするか」くらいなので「自分の使いやすそうなサイト」を選ぶといいでしょう。
それでは次にふるさと納税のメリット・デメリットをまとめていきます!
ひっきー
たとえば、合計5万円を2自治体に分けて寄付した場合、下記の図の流れとなります。