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低位株・ボロ株って、やっぱり手を出さないほうがいいでしょうか?

低位株やボロ株は、投資金額が少なく済むので買ってみたいのですが、初心者が手を出すのは危ないでしょうか?

まず「低位株」や「ボロ株」とは、株価の低い株を表す言葉です。

はっきりとした区分はありませんが、ざっくりと株価が500円以下の株は「低位株」、100円以下の株は「超低位株(ボロ株)」と呼ばれています。

スミレ

株価が低いと購入金額も少なくなるので、お買い得に思えますよね。しかし低位株やボロ株は、投資する前に「なぜ株価が安いのか」をしっかり調べる必要があります。

株価水準が低いのには理由がある?

「業績好調な会社」や「将来を期待されている会社」の株価は上がりやすいものなので、安値圏で放置されることはあまりありません。

逆にいうと、株価が安値で放置されているということは「赤字が続いている」、「将来性が望めない」など、投資するには不安な要素を含んでいるおそれがあるのです。

実際、下記のように株価の低い銘柄の中には、業績不振や資金繰りの悪化などが原因で、事業の継続性に懸念がある会社も多く含まれています。

■参考株価(2022年1月26日終値)
小僧寿し(9973):30円
フルッタフルッタ(2586):89円
ペッパーフードサービス(3053):347円

低位株に投資してもいい?

もともとの株価が低い分、その会社の抱えている問題が改善する予兆が見られるのであれば、 株価が大きく跳ね上がる可能性はあります。

しかし、うまくいかなければ最悪の場合は倒産することもあるので、ハイリスクハイリターンな投資になりがちです。

スミレ

投資NGとは断言できませんが、もし投資をするのであれば「なぜ安値圏で放置されているのか?」や「その問題を改善する予兆があるか」など、投資する理由やリスクをしっかりと考えてから買うことをおすすめします。

初心者は手を出さないほうが吉!

低位株やボロ株は、ほかの株よりも少額の資金で買えるので、初心者の人には魅力的に見えるかもしれません。

しかし、株式投資の経験が少ない場合、その会社の問題点を見抜けないまま投資して損をするおそれがあります。また、値動きが荒い銘柄も多いので、あまりおすすめはできません。

株式市場には、業績好調で右肩上がりの優良企業がたくさんあります。そのため「無理に低位株に手を出す必要はない」というのが、私の考えです。

スミレ

最近では「PayPay証券」や「LINE証券」など、少額から株を買える証券会社も増えてきています。このような証券会社を利用すれば、投資資金が少なくても優良企業の株を買うことができますよ♪

お悩み相談室 室長のプロフィール

スミレ(投資ブロガー)

20代の主婦投資家です。株式投資歴は8年を超えました!「株式投資の育て方」という投資ブログで、株式投資の考え方や注意点などを、初心者の人にもわかりやすく解説しています。

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