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株式交換ってなんですか?優待はなくなってしまうのでしょうか?

株式交換ってなんですか?株式交換がおこなわれたら、優待は受け取れなくなってしまうんでしょうか?

株式交換とは、企業がM&Aをおこなうときに「現金ではなく株式で交換すること」を指します。

現金でほかの企業を買収して完全子会社化とする場合、株主からすべての株を買い取ることになるので「株を買い取るための資金が必要」となります。

一方で株式交換は、完全子会社化する会社の株主が保有する株式と、自社の株式を交換することで買収が成立します。

スミレ

そのため、自社の株式を発行することで、現金の流失なく完全子会社化ができるのです。

保有株の株式交換が決まったらどうなる?

では、保有株の株式交換による買収が決まったらどうなるのでしょうか?結論としては、保有株を手放す代わりに親会社となる会社の株を受け取ることになります。

ただし、企業によって発行済み株式数や時価総額がちがうので、100株持っていたからといって、株式交換後の株数が必ず100株となるわけではありません。

スミレ

株式交換では、株式交換比率に応じて交換されるので、株式分割比率が「100:10」と決定した場合なら「保有株100株に対して親会社の株10株と交換」することになります。

株式交換で株主優待はどうなる?

では同じように、株式交換で株主優待はどうなるかというと、株式交換によって上場廃止となった場合、その企業の株主優待は基本的になくなります

その代わりとして親会社の株主になるので、親会社が優待や配当を出していれば受け取ることが可能です。

ただし、優待獲得に「必要な株数を持っているか」という点に気をつけましょう。株式交換で受け取った株数によっては単元数が足りず、優待の条件を満たせていないおそれがあるからです。

スミレ

実際の株式交換事例をみてみましょう!

2021年6月にヤマダ電機を運営するヤマダホールディングスは「大塚家具」を株式交換で完全子会社化すると発表しました。

株式交換比率は「100:58」と決定したので、大塚家具の株を「100株」持っていた場合、ヤマダホールディングスの株を「58株」受け取ることになります。

ヤマダホールディングスは、100株保有で1,500円相当の優待買物割引券がもらえるのですが、大塚家具の株を100株保有していた元株主は58株になってしまうため、優待の取得基準株数である100株に届きません。

よって、ヤマダホールディングスの株主優待をもらうためには、あと42株を買い増さなければなりません。このように株主優待を狙う場合には株数に注意が必要です。

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その一方で、配当金については単元未満株でも(58株のままでも)もらえます。

大塚家具は業績が悪く無配でしたが、ヤマダホールディングスは配当を出しています。そのため、株式交換によって大塚家具の元株主もヤマダホールディングスの配当がもらえるようになります。

最後に

株式交換では、保有株を手放す代わりに親会社の株を受け取ることで、親会社の優待や配当が受け取れる場合があります。

株式交換で優待がなくなるか不明な場合は、一度企業や証券会社に問い合わせてみましょう。

お悩み相談室 室長のプロフィール

スミレ(投資ブロガー)

20代の主婦投資家です。株式投資歴は8年を超えました!「株式投資の育て方」という投資ブログで、株式投資の考え方や注意点などを、初心者の人にもわかりやすく解説しています。

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