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【2026最新】個人向け国債と株主優待はどっちがお得?利回り・リスクを徹底比較!

近年の金利上昇に伴い、改めて注目を集めている「個人向け国債」。手堅くリターンを得られるうえ、日々の相場をほとんど気にする必要がない安心感から、資産の預け先として人気が高まっています。

一方で、暮らしを豊かにしながら投資ができる「株主優待投資」も相変わらず人気です。

しかし、両者の性質は大きく異なるため「実際どっちがお得なの?」、「安全に資産を増やせるのはどっち?」と悩んでしまいますよね。

ひっきー

結論からいうと、この2つは「攻め」と「守り」という真逆の性質を持っているため、どちらか一方が優れているというものではありません。

ひっきー

この記事では、株主優待と個人向け国債について「利回り・リスク・換金のしやすさ」を比較して、それぞれの商品に向いている人の紹介、また、リスクを抑えてかしこく増やす「いいとこ取りの組み合わせ運用術」まで分かりやすく解説します!

株主優待と個人向け国債の違いを比較

まずは、両者の基本的な特徴ですが、さきほど「攻め」と「守り」という言葉で表現をしました。では具体的にどう違うのかを一覧表で比較してみましょう。

株主優待と個人向け国債の違い
比較項目 株主優待(株式投資) 個人向け国債
元本の安全性 低い
(=価格変動リスクあり)
高い
(=価格変動リスク原則なし)
利益となるもの 優待品・配当金・値上がり益 利息
期待利回り 中~高
(年3~5%以上も可能)
低~中
(年1.5%前後~)
最低投資金額 銘柄による
(数万円~数十万円)
1万円から
換金のしやすさ 市場の取引時間中ならいつでも 原則1年経過後から
(1年以降は換金可能)
主なリスク 株価下落、優待廃止・改悪、企業の倒産 日本国の信用リスク
(極めて低いとされる)

※個人向け国債の期待利回りは2026年6月時点の金利水準を掲載しています。

両者の比較

  1. 【攻めの資産:株主優待】優待品・配当・値上がり益が期待できる一方で、株価下落のリスクがある
  2. 【守りの資産:個人向け国債】大きなリターンは期待しにくいものの、満期まで保有すれば元本が戻るため、安全性が高い

このように、どちらが優れているというよりも「資産運用の目的」や「リスク許容度」によって適した投資先は変わります。

ひっきー

株主優待は「リターンを狙う攻めの投資」

株主優待は「リターンを狙う攻めの投資」です。優待品や配当を受け取れるだけでなく、株価上昇による値上がり益も期待できます。

また、総合利回り年3~5%となる銘柄もあり、資産を効率よく増やせる可能性があります。ただしその反面、相場環境や企業業績によって株価が下落し、元本割れする可能性もあります。

個人向け国債は「元本を守る守りの資産」

個人向け国債は「元本を守る守りの資産」です。日本政府が個人向けに発行しており、年2回の利息を受け取れるほか、満期まで保有すれば額面どおりの元本が戻ります。

2026年6月現在、年利は1.5%~1.8%程度であるため、資産を大きく増やせる商品ではありません。しかし、日々の値動きを気にせず、安心感を持ちながらこの金利の恩恵を受けられる点は大きな魅力です。

発行から1年間は中途換金できません

個人向け国債の商品は「変動10年・固定5年・固定3年」の3タイプがあり、いずれも原則として発行後1年間は途中で換金できません。

また、1年経過後に換金する場合は、直前2回分の利息相当額(※税引前利息に0.79685をかけた額)が差し引かれます。

そのため、1年経過直後に換金すると手元の利益がごくわずかになってはしまいますが、元本割れすることはありません

利回りだけなら優待投資の方が高くなるケースが多い

株主優待の魅力は、優待品と配当金のダブルの恩恵で高い総合利回りを狙えることです。利回りだけで考えるのであれば優待投資に軍配が上がります

たとえば年間の総合利回りが「5%」であれば、下記のようなリターンが得られます。

10万円投資で年間利回り5%だと

  • パターン①:2,000円の優待品と3,000円の配当金(合計5,000円)
  • パターン②:4,000円の優待品と1,000円の配当金(合計5,000円)

さらに株価が上がれば、上記に加えて値上がり益も期待できます。ただし、高利回りを期待できる反面で優待廃止減配などによって株価下落の可能性があることも忘れてはいけません。

一方の個人向け国債は、元本割れの可能性が低く安心感をもって運用できるものの、年利は1.5%~1.8%程度であるため、10万円投資でも年間2,000円弱の運用益となります。

そのため、利回りだけ重視するのであれば、優待投資の方がより多くの利益を得られる可能性が高いといえます。

ひっきー

ただし、金利上昇局面では個人向け国債の利回りも上昇する傾向があることは覚えておきましょう。2026年現在はまさにその局面ともいえます。

リスク管理の観点では個人向け国債が有利

利回り重視で考えた場合は優待投資が有利ですが「リスク管理」という観点では、下記のような優待投資独自の理由により個人向け国債に軍配が上がります

優待投資に存在するリスク

  1. 株価下落リスク:市場環境・業績悪化などで株価下落の可能性がある。
  2. 優待廃止・改悪リスク:優待変更・廃止で改悪されることがある。
  3. 減配・無配リスク:業績悪化によって配当金が減少、もしくは無くなる可能性がある。
  4. 換金しにくいリスク:売買が少ない銘柄では希望価格で売れないことがある。

一方の個人向け国債には株価下落・優待廃止・減配といったリスクがなく、日本の信用力が大きく損なわれるようなことがない限りは、元本を維持しつつ継続的に利息を受け取ることができます。

発行から1年経過しないと換金できない制約はありますが、安全性を重視したい人にとって、大きなメリットといえるでしょう。

どちらを選ぶ?株主優待と個人向け国債がおすすめな人

優待投資と個人向け国債について、利回りやリスクを中心に解説してきましたが、最後に両者の商品について向いている人をまとめます。

優待投資がおすすめな人

  1. 優待を楽しみながら資産形成したい人
  2. 中長期でリターンを狙いたい人
  3. 株価の変動リスクを受け入れられる人

個人向け国債がおすすめな人

  1. 元本割れを避けたい人
  2. 数年以内に使う予定のお金を安全に保管したい人
  3. 生活防衛資金の置き場所を探している人

株式と個人向け国債の「どちらが優れているか」ではなく、利回りや楽しさを重視するなら優待投資、安全性を重視するなら個人向け国債が向いています。

冒頭でもお伝えしたとおり「攻め」と「守り」の2つで考えて、自分の資金をどのように割り振っていくかを考えることが大切です。さらにいうと優待投資か個人向け国債か、どちらか一方に絞る必要はありません。

生活防衛を第一に考えるのであれば「優待2割:国債8割」程度でもいいですし、資産形成として攻めの姿勢を強めるなら「優待7割:国債3割」としてもいいでしょう。

株主優待で資産形成を楽しみながら、個人向け国債で資産を守る。このように両者を上手に組み合わせることで、バランスのよい資産運用を目指せるでしょう。

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