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タコ配ってなんですか?

配当利回りが高い企業を見つけたのですが、Twitterに「タコ配のため注意」と書かれていました。タコ配とはどんな意味なのでしょうか?

タコ配とは「タコ足配当」の略で、企業が営業活動によって得た利益以上の金額を配当として支払うことです。タコが自分の足を食べる姿に似ていることから、このように呼ばれています。

配当金を多くもらえるのはうれしいですが、タコ足配当をしている企業はあまりいい経営状態とは言えず注意が必要です。タコ配の問題点とタコ配企業の見分け方について解説していきますね。

タコ配の問題点

配当金は本来、利益の一部を株主に還元するものです。しかし、得られた利益以上に配当を出すタコ配は、収支のバランスが悪く無理をしている状態なのです。

配当金は現金で支払う必要があるので、現金が足りなければ、資産を売却するなどして()(てん)しなければならず、企業の財務状況に影響をおよぼします。

タコ配が続けば、「財務状況が悪化」→「配当を支払えずに無配へ転落」→「失望した投資家の売りで株価が大きく下がる」といった事態も起きかねません。

スミレ

知らずに投資してしまうと大変な目にあってしまうので、タコ配企業の見分け方を知っておきましょう!

タコ配企業の見分け方

タコ配企業を見分けるには、配当性向という指標を使いましょう。配当性向(%)は、「1株あたりの配当金額÷1株あたりの利益×100」で求められます。

スミレ

一般的な配当性向は「30%程度」です。これは利益の30%を配当にまわし、残りの70%を将来の成長への投資や内部留保に当てていることを意味します。

配当性向が30%であれば、将来配当にまわすことのできる余地(70%分)があるので、無配になるリスクは低いです。しかし、配当性向が100%を超えてしまうと、1年間に稼いだ利益のすべてを配当金支払いに充ててもまだ足りない状態となります。

よって、配当性向が100%を超えている企業は、配当金を支払うために利益以外から現金を調達する「タコ配」状態だと見分けることができます。

スミレ

さいごに

タコ配の企業は配当利回りが高いので魅力的に感じるかもしれません。しかし、将来的に無配になってしまえば、株価の下落で配当以上に損をするリスクがあります。

さらに、タコ配をおこなう企業は、稼いだ利益をすべて配当に回してしまうので、自社の成長に使う資金を確保できず、業績が伸び悩むおそれもあります。

個人的に、配当利回りよりも配当を継続できるかどうかのほうが重要だと考えています。そこで、高配当銘柄へ投資する際には、配当利回りだけでなく、配当性向や業績が順調かをしっかりチェックすることをおすすめします。

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お悩み相談室 室長のプロフィール

スミレ(投資ブロガー)

20代の主婦投資家です。株式投資歴は8年を超えました!「株式投資の育て方」という投資ブログで、株式投資の考え方や注意点などを、初心者の人にもわかりやすく解説しています。

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